歯が痛くて頭痛を起こすことはよくあります。
また、手のしびれ、アゴや耳まで痛むこともあります。
順番にご説明しますね。
歯痛で頭痛を起こすケース
5. 頭痛から歯痛が起きる場合
虫歯のある部位を避けて噛もうとするため、噛み合わせがおかしくなります。噛み合わせがおかしくなると、、首の痛みや肩こりが起きますが、それに引き続いて頭痛も起こります。
このように、首や肩、背中の筋肉が緊張するために起こる頭痛を緊張型頭痛と言います。歯痛が原因で頭痛が起こる原因のトップです。
むし歯、頭痛、肩こり、首の痛みや張りが同時にある場合は緊張型頭痛が疑われます。
歯周病によって、噛み合わせのバランスが崩れたときにも同様のことが起こり得ます。
治療法
脳神経外科に行くと同時に歯科医院で虫歯や歯周病の治療をしてください。
当院では、こだわりの無痛の虫歯治療をしています。
また、ご自宅ではマッサージやストレッチや、体温をあげたりして血行を良くしてください。
緊張型頭痛は温めることも有効です。
虫歯を長期間放置した場合や、虫歯による炎症が強すぎて、虫歯菌が神経の先の血管まで入り込んでしまい、血流により脳まで届き、脳の中の静脈に血栓を作ってしまうことがあります。
血栓ができると脳内の血流がわるくなり、激痛をきたします。(脳梗塞や脳出血などの病気の原因にもなります)
治療法
まずは、脳神経外科に行くことが大事です。
そして、応急処置をしてもらった後で適切な歯科治療をうけてください。
また、常に定期健診で歯の健康を守ることも大事です。
神経を取った歯は、免疫が働かないので感染を起こすことがよくあります。
歯の内部や根っこの部分が感染して炎症が拡がって、頭痛を起こすこともあります。
炎症がきつい場合は、激しい頭痛が起こることもあります。
治療法
感染した根っこの内部を清掃してバイ菌を追い出してしまう、いわゆる根っこの治療をします。
当院は、根っこの治療に力を注いでいます。
痛みのせいで、虫歯をさけて噛むようになり、噛み合わせが悪くなったり、歯ぎしりや食いしばりが原因で顎関節症になることがあります。
顎関節症の症状としてあごに痛みを感じるだけでなく頭痛が出てきます。
治療法
早めの受診をおすすめします。顎関節症の原因を確実に診断してなくすと同時に、マウスピースを装着してアゴの関節にかかる負担をなくしていきます。痛みがひどい場合は一時的に鎮痛剤を服用して頂くこともあります。
上顎洞と言って、鼻の横の頭蓋骨の中に開いてる空洞があります。
虫歯が大きくて、歯の神経に炎症を起こし、その炎症が根っこの先から上顎洞に波及して上顎洞炎を起こすことがあります。そうなると、上顎洞炎になります。
特に、上顎洞に近い奥歯の治療を行った場合が多いです。
上顎洞炎の症状として、頭痛、頭重感などがあります!
治療法
歯科医院で根っこの治療をして、根っこの先端にいるバイ菌を追い出していきます。
どうしても治らない場合は、その原因の歯を抜歯することもあります。
耳鼻科的な治療が必要な場合は耳鼻科あるいは、口腔外科で治療します。
手術が必要になる場合もあります。
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