歯が痛くて、ほっぺまで腫れたら大変ですよね!
ここでは、その原因と対処法についてご説明します。 単に歯が痛いだけでは、ほっぺまでは腫れないです。
ほっぺまで腫れるのは重症の場合です。
@虫歯が原因で、歯の神経が死んでくさってしまうと、根っこの先に膿が溜まってきます。
普通は、その膿は膜に包まれているので、根っこの先だけが腫れる(根尖病巣)ことはあっても、ほっぺまで腫れることはありません。
ところが、その膿が、歯の周りの筋肉や、歯ぐきの結合組織の疎な所を通って、ほっぺやアゴの下などに広がることがあります。そうなると、ほっぺまで腫れるわけです。
このように、膿が膜を作らずに、広範囲に広がっていく炎症を、蜂窩織炎(ほうかしきえん)と言います。
A歯周病が原因で溜まった膿でもなります。
ひどい場合は、腫れや発赤、痛みだけでなく、熱が出たり、倦怠感や頭痛など全身的な症状も出てきます。
さらにひどい場合は、上アゴの歯が原因の場合は、炎症が脳や目に及ぶ事もあり、下アゴの歯が原因の場合は、首を通って肺まで行くこともあります。(縦郭炎)
膿を切って出す治療をしながら、抗生物質(化膿止め)を飲んで治します。抗生物質の点滴をすることもあります。
原因の歯の治療は、まずは、抗生物質で腫れを引かせてから行う場合と、同時に行う場合があります。
歯の神経が死んでくさってる場合が一番多いので、その時は根っこの治療を行います。
治療法
歯の根っこの先にたまってる膿を出したり、根っこの内部を清掃して消毒して、ばい菌を除去します。
ばい菌がいなくなったら、再びかぶせ物をします。
歯の痛みをすばやく改善してくれる
この中から該当する症状をクリックして下さいね