一般的に言いますと、抜歯後の傷口を早く治す方法はありません。
栄養、特にカルシウムを取ることは良い事ではありますが、それによって治るスピードが上がる訳ではありません。
(骨の密度を上げるには役立ちます。)
ただ抜歯後にインプラントをする予定で、歯を抜いて出来た穴を早く治したいという時などは、歯科医師の方で、抜いてすぐにその穴にコラーゲンのかたまりを挿入します。
そうすると、コラーゲンに血液が吸い込まれ、その血液がスムーズに骨に置き換わります。
抜歯後、傷の治りが長引かないようにするには、抜歯後の注意をしっかりと守りましょう。
抜歯後の傷の治りを良くするには、「血餅をしっかり作って、いじらない」ことが大切です。血餅は傷を覆って保護するためのものですので、 抜歯後の治癒をスムーズにするために気をつけたいのは、「抜いた所に触れない」 「抜歯当日にうがいをし過ぎない」ということです。せっかくの治癒のための血餅が取れてしまうと傷の治りが遅くなります。
歯を抜くと、当然ですが歯ぐきと骨に穴が開きます。
そして、その歯ぐきがキレイに治るかどうかという事ですが、最初に骨に穴が開いてる段階で歯ぐきがその骨の上に覆い被さるわけです。
歯ぐきは覆い被さった後に、表面がキレイになっていきます。
そして、その次に約半年程度かけて骨が再生してきます。
骨が再生すると、陥没してた状態が回復します。
その段階で歯ぐきもキレイになる訳です。
《 出典 》口腔外科について(大阪歯科大学附属病院)
抜歯したこと自体が原因で口内炎になる訳ではありませんが、抜歯のストレスや、お口の中の形の変化(抜いた歯の隣の歯が尖ってたり)によって口内炎ができる可能性はあります。
そして、その口内炎が治らないとなれば、抜歯後のストレスが続いてるのか、抜いた歯の隣の歯が尖っててほっぺたやベロに当たってる事が考えられます。
ただ、そもそも論として身体がお疲れとか、ビタミン不足とかのような一般的な口内炎の原因で治ってないだけかもしれません。
いずれにしてもご心配であれば、歯科医院を受診された方が良いと思います。
抜歯後の歯茎をナイロン製の糸で歯肉を縫合した場合に、糸の切れ端が頬や舌にチクチク当たる刺激によって口内炎ができてしまうことがあります。 数日から一週間程度で抜糸が出来ますので、口内炎も1週間くらいで治ります。
口内炎は疲れやストレスをためないようにしてビタミンB群を補給することで1週間程度で治ることが多いですが、注意が必要な口内炎もあります。
抜歯のお悩みを解決してくれる