抜歯後痛くないこともある？｜医療法人真摯会

抜歯は痛いからと、不安になっている方はおられませんか？　抜歯の痛みはケースによりますので、一概に痛いとも痛くないともいえません。 親知らずの抜歯後に痛みが出なかったために痛み止めが必要なかった方もおられますし、痛み止めがないと眠れなかった方もおられます。 そこで、抜歯の痛みの度合いや痛みへの対策などをご紹介します。

抜歯の前にまず麻酔注射

歯を抜くときは、もちろん、痛くないように麻酔をしてから処置を行います。麻酔をするときの注射が痛かったとおっしゃる方もおられます。注射が怖いとおっしゃる方は意外と多く、子供だけでなく、大人の患者さんでも麻酔注射自体が怖いために歯医者が苦手だと聞きます。

そのため、麻酔の注射が痛くないように、まず麻酔の注射針を刺す場所にジェル状の表面麻酔を塗ります。すると歯茎の感覚がマヒして、麻酔の注射針が入ったことにも気づかない状態になります。電動の麻酔注射を使う場合もあります。

麻酔がきいたら、いよいよ歯を抜いていきます。麻酔がきいている間は、抜歯の痛みは感じません。万が一痛みを感じたら、麻酔が足りていないことが考えられますので、麻酔を追加します。

抜歯の処置で痛みを出さないための3つの条件

痛みが出ないための「条件」についてご説明します。

これらの「条件」を満たした抜歯を行うと、歯茎に負担がかからないため抜歯後の痛みや腫れが出にくいです。

難抜歯症例、智歯(親知らず)抜歯はCT撮影を行なうことがあります。保険適用では16歳以上でないと智歯抜歯が出来ません。