抜歯当日はお風呂は避けてください。
というのは、抜歯当日はまだ傷口が治っておらず、出血もまだ続いてる事が多いからです。
普通、出血が完全に止まるのは、抜歯後半日くらいかかります。その間にお風呂に入ってしまうと、止まりかけた血がまた出てくるという事があります。
それと、もう1つ理由があります。
それは、抜歯当日にお風呂に入ると、血のめぐりが良くなって、腫れてしまったり、お顔の表面が紫になったりすることがあるからです。
なので、抜歯当日はシャワーくらいにして、なるべくお風呂は避けてください。
お口の中は常に湿っている状態なので、手足の傷に出来るかさぶたは出来ないのですが、かさぶたと同じような役割をする血餅(けっぺい)と呼ばれるゼリー状の塊ができて傷を覆い、保護します。入浴や運動やアルコールなどで血の巡りが良くなると、血餅が出来ずに出血が続く可能性があります。
特に入浴は水圧によって血管が圧拍されるので、マッサージを受けた時と同様に全身の血行が良くなり、出血が続きやすくなってしまいます。
《 出典 》親知らずの抜歯後の注意点 (京都府歯科医師会)
運動は翌日は普通できます。普通というのは、例えば親知らずを抜いてまだ痛みがかなりあって、腫れもひどい時はなるべく避けた方が良いです。
ただ、よっぽどひどくない限りは、抜歯翌日の運動は原則大丈夫です。
入浴や飲酒と同様に、運動した場合も身体の血行が良くなって、痛みや内出血が起こりやすくなるので注意しましょう。
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